ファミリーBASIC
任天堂 1984年製造
定価 14,800円

ファミコン誕生20周年特別企画

(注意)
 画像は説明するために、私所有の機材を用い、ビデオ入力後、引用させていただきました。なお、不都合があればいつでも撤収致します。

■ファミコン誕生20年

 1983年7月15日に任天堂からファミリーコンピュータが発売された。
 ファミコンはテレビゲームの代名詞としての地位を確立した。20年たった今でもその名称は廃れてはいない。
 1980年代前半生まれの人たちが少年少女時代にあそびの根底にあったこのマシン。
 今の子どもたちには知らないと思うが、ゲーム機でプログラム(BASIC)が組め、オリジナルのゲームを作ることができた。上がそのカセット、左が入力するための、キーボードだ。
 年数の経過で、プラスティックが変色しているが、キーはまだ動く。

 では、懐かしい画面をご覧いただこう。
■初期画面はSF映画をイメージ

 久々にカセットを差し込み動かしてみた。経年変化で接点の調子が悪く、起動に手間取った。

 電源投入直後の写真。私たちの世代のコンピュータのイメージそのもののレイアウトである。
 マザーコンピュータに話しかけるという設定のようだ。

 三原色のモザイクが動き回る画面は、何かキーを押すとメッセージが表示され、下段のオペレータという部分で入力欄である。
■自己紹介をする

 あいさつ文のメッセージの後、名前を入力して自己紹介をする。もちろん何も入れずにリターンキーを押して次に進むことができる。

 コンピュータ欄に何をするのかと聞いてくるので、F1(はい) F2(いいえ)で進むことができる。

 まさに、コンピュータと会話する近未来のSF映画を彷彿させる内容を味わうことができる。
■プログラミングしよう!

 接点の調子が悪く、起動に手間取った。

 GAME BASIC画面。
 BASIC=プログラム入力画面。
 BG GRAPHIC=背景作成画面
 という構成になっている。

 ます、BASICを押してみよう。
■プログラム領域は
1982バイト

 BASIC画面である。SHARPのHu−BASICを基本としている。詳細については手元に資料がないため説明ができない。

 プログラム領域が1982バイト。もちろん漢字は扱えない。

 この少ない領域で、ゲームが作れるのかと思われるが、プログラム投稿雑誌(BASICマガジン)によく掲載されていた。

 説明書には事務用には使えませんと説明があるとおり、数値は整数で+32768〜ー32768までし扱えなかった。
■ゲーム背景を作ろう

  BG GRAPHIC=背景作成画面を操作してみた。

 このシステムは、GAME BASICで、ゲームのプログラムと、あらかじめ登録されているキャラクタを動かすこと。

 そして、ゲーム背景は、この画面で作成した。
1画面のみの作成で、登録した背景キャラクタを組み合わせて作った。

 オリジナルのキャラクタを作ったり、BASICで、図形を書いたりすることはできない。
■付属ソフト
これは便利な計算ボード

 このカセットには、計算ボード、音楽作成、伝言板、うらない(画像略)の付属ソフトがある。

 けっこう使える便利ソフトである。計算ボードは、数式を打ち込んで、F8(答え)を押すと、答えが表示ができる。括弧の計算(一重まで)も可能。

 計算範囲は8桁である。
■作曲しよう

 作曲もできる。ファンクションキーで入力して演奏する。
 一画面分のみで、三重和音まであるが、繰り返しもできた。携帯電話の着メロの走りか。

 説明書にあった写真の楽譜を入力して演奏させた思い出がある。
■伝言板

 一画面であるが、このような伝言板もある。ただし、カセットのメモリにしか保存できず、BASICを起動させると、上記3つの付属ソフトのデータは抹消される。

 家族の伝言板代わりにどうぞと写真付きで説明書にあった。

 もちろん漢字は扱えない。画面下には、マリオブラザーズのキャラクタが動く。ただし、入力をやめると停止する。

 当時のゲーム機はMSXも入り乱れてプログラミングにも使えるようにしていたようだ。これが20年前のマシン事情である。

外観撮影 J−PHONE J−SH51
マシン:シャープ ツインファミコン
画像取込:NEC文豪JX500 

 

2003,9,14

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